生姜について

生姜は昔から食用だけでなく、その効能からインドや中国では医薬品としても使われていました。日本でも奈良時代には栽培が始まり、いまでは料理に使われるだけではなく、健康的な生活を維持するために生薬としても使われています。

 

 

食材としての生姜

 

生姜を使った料理はもちろんですが、生姜は香辛料としても重宝されていて、生姜のすりおろしなど冷奴などの薬味としてもおなじみの食材です。また煮魚や炒め物での匂い消しとしても料理に使われることもあり、いろんなところで使われています。身近なところでは、牛丼屋さんにおいてある紅しょうがなどでも使われている、料理には欠かせない食材です。

 

生薬としての生姜

 

生姜は発散作用だけでなく、胃のむかつきや吐き気にも効果があることから、薬用としても使われてきました。特に発汗作用があることから、風邪の初期症状にはよいとされ、ドラッグストアで売られている市販薬の表示でもみかけることがあるでしょう。ちなみに漢方薬では70%の漢方薬に生姜が使われているそうで、生姜の効果は広く認められています。

 

 

生姜の主成分である、シンゲロールから発生するショウガオール、ジンゲロンという成分には次のような効果があります。

 

ショウガオール ・・・ 血行促進、殺菌作用
ジンゲロン ・・・ 血行促進、代謝向上、脂肪分解

 

 

 

一般的に料理や薬味としての生姜は生で食べますが、発汗作用や殺菌作用という生薬としての効果を期待して使う場合は、生姜の持つシンゲロールという成分が生の生姜より乾燥生姜の方が高いことから、乾燥生姜が使われています。